タワーズワトソンに所属しているアクチュアリーの特長
タワーズワトソンに所属しているアクチュアリー
約130年の歴史を持つタワーズワトソンは、世界有数のグローバルカンパニーであり40000人の社員を抱える大企業です。業界トップを走るリスクの専門家でもあるタワーズワトソンも、アクチュアリーが活躍する職場の一つです。
1800年代まで歴史を遡ることができるタワーズワトソンは、世界の大手保険会社3/4以上に対するアドバイザーとしても知られています。
社員の中に多くのアクチュアリーを擁しており、損失の特定・回避、戦略目標の策定などの分野で保険会社をサポートしています。
保険以外の分野では組織・人事、年金資産の運用、年金・退職金制度などのコンサルティングも行っています。
年金分野で活躍するアクチュアリーが多く在籍しているのもタワーズワトソンの特徴です。元々、タワーズワトソンは年金の数理計算業務をルーツとしているので、こうした分野に強みを持っているのも当然と言えるでしょう。
各国に拠点を持つ企業の年金の運用や年金債務のコントロールは、以前であれば各拠点で完結していました。しかし、現在はそれぞれの現地法人との連結が必要となり、それに伴う作業も煩雑になっています。
人事体系のグローバル化も目立ってきており、コンサルティング業務にもグローバルな対応が求められています。タワーズワトソンは世界各地に拠点を持っており、企業からの様々な要望に応えることが可能です。
保険、年金どちらの分野にも経験豊富なアクチュアリーが在籍し、企業へのサービスを提供しています。タワーズワトソンでは各国で行われる研修や先輩社員からの指導体系の確立など、教育体制も整っていると言われています。
タワーズワトソンの業務
タワーズワトソンの業務の一つである年金・退職金の制度設計では、アクチュアリーの高いスキルが求められています。
また、年金資産運用の分野でもアクチュアリーとしての知識や専門性が生かせるでしょう。コンサルタントとして独り立ちできるようになれば、外資系の水準以上の年収が望めることもあります。
完全に実力主義という点では女性アクチュアリーが活躍できる職場とも言えます。中途採用も積極的に行っているため転職先としても有望であり、スキルアップ、年収アップともに目指せる企業でしょう。
タワーズワトソンでのアクチュアリーの仕事は個人の裁量を試されることも多く、決して楽ではありません。しかし、能力と経験が年収やポジションとして反映されるため、やりがいを感じられるという人も多いようです。
書籍『合格へのストラテジー』シリーズがおすすめです!