アクチュアリーとして転職できれば年収アップ間違い無し?
アクチュアリーの年収
アクチュアリーの年収は専門職の中でも高く、それだけに年収アップを目的にアクチュアリーを目指す人は少なくありません。
若くてもそれなりの年収が見込めるアクチュアリーは、転職の際にも好条件の求人が見つけやすいと言われています。
アクチュアリーの年収は所属する企業によって開きがあるものの、相対的に高めであることは間違いありません。一般的には日系企業よりも外資系企業の方が年収も高く、転職でも外資系企業を狙う人が多いようです。
日系企業の場合は、職種よりも年齢を元に年収を決める企業が多いため、総合職と変わらない場合もあります。また、日系企業と外資系企業ではアクチュアリーに対する認知度も異なります。
とはいえ、日系であっても大手生保などでは外資系企業と変わらない年収を提示されることもあるようです。外資だから日系よりも年収が高いとは限らないので、転職先は幅広く探した方が良いでしょう。
日本アクチュアリー会の正会員資格
アクチュアリーとして転職する際に最も有利なのは、日本アクチュアリー会の正会員資格を持つことです。
科目合格者である研究会員や1次試験合格者である準会員でも、転職に役立つことはあります。しかし、正会員と比較すると転職先も年収のアップ率も限られるでしょう。
ただし、研究会員や準会員でも実務経験があれば、大幅な年収アップが期待できる企業も少なくありません。比較的年収の高い外資系企業では英語が必須という求人もあります。
アクチュアリーとして転職し、年収アップを目指すのであれば数理の実務経験や英語のブラッシュアップも必要になります。
アクチュアリーの将来性
転職に有利な資格であるアクチュアリーは将来性の高さでも注目を集めています。
保険や年金を取り扱う企業がなくなることはありませんし、商品はさらに複雑になるでしょう。こうした時に必要なのがアクチュアリーであり、そのポジションの重要性は今後も変わることはありません。
将来的に不確実な要素が多いからこそ、アクチュアリーの仕事の領域も広がっていくはずです。企業に所属するアクチュアリーとしてだけでなく、将来的には独立して更なる年収アップも見込める資格です。
資格取得までに時間はかかりますが、合格を目指して勉強する価値ある資格という点でも間違いないでしょう。
転職後に正会員を目指すというアクチュアリー転職でも、ほとんどの場合は年収アップが見込めそうです。仕事と勉強を両立させるのは大変ですが、年収アップを目指すならアクチュアリーとしての転職を検討しても良いでしょう。
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