アクチュアリーの仕事はどれくらいの年収が期待できるのか
アクチュアリーの仕事
アクチュアリーを目指す人の多くが年収アップを期待しているのではないかと思います。ここでは同年代、同業種よりも高いと言われるアクチュアリーの年収についての情報をまとめてみました。
日本での認知度が上がりつつあるものの、アクチュアリーとして働く人はまだそれほど多くはありません。そのため、年収についても年代や所属する企業、経験について大きな差があると言われています。
また、一般的には日本アクチュアリー会の正会員を指すアクチュアリーという職種に同会の研究員、準会員が含まれることもあります。さらにアクチュアリー候補としての採用者を含めてアクチュアリーとする企業もあります。
一般職での採用に比べると研究員やアクチュアリー候補の年収も高めではあるものの、正会員には遥かに及びません。年収アップと安定した職を目指すのであれば、日本アクチュアリー会の正会員になるための試験合格が必須とも言えます。
アクチュアリーとして外資系企業に就職
アクチュアリーとして外資系企業に就職すれば1500万円程度の年収が期待できると言われています。
国内の生保や損保の場合は1000万円程度と言われおり、一般的には外資系企業の方が年収も高めです。就職時は日本アクチュアリー会の研究員で会っても、試験の合格科目が増えるごとに年収がアップする企業もあります。
研究員、準会員を経て正会員になる頃には、実務経験や知識も加味され、大幅な年収増が見込めるかもしれません。ただし、実務をこなしながら勉強を続けて合格を目指すのは、それほど簡単ではありません。
働きながらの資格取得は、合格しなければならないというプレッシャーを感じることは覚悟しておいた方が良いでしょう。
アクチュアリー資格は希少性が高い
アクチュアリー資格は現時点で希少性が高く、転職の際の条件交渉に有利であることは確実です。しかし、国内企業の場合は年功序列という風潮が残ることも多く、年齢を理由に年収が抑えられることもあります。
逆に外資系企業の場合は資格と実力次第で大幅な年収増も期待できます。もちろん、スキルアップのためにアクチュアリー以外の資格を取れば、国内企業でも大幅に年収を上げることは可能でしょう。
アクチュアリー資格取得で満足せず実務経験を積んでいくことで、年齢を重ねても就職先の選択肢を広げることができます。
将来的に独立も可能な資格であり、企業に属していても高い年収が期待できるのがアクチュアリーです。資格取得には時間がかかるので、アクチュアリーを目指すなら早めに行動を開始しておいた方が良いでしょう。
書籍『合格へのストラテジー』シリーズがおすすめです！