アクチュアリー 難易度 理系

理系の出身者はアクチュアリーの難易度でも合格者が多いの?

理系の出身者はアクチュアリーの難易度でも合格者が多いの?

 

理系の出身者とアクチュアリー

 

超難関資格と言われるアクチュアリーは理系出身の間で注目の職業でもあります。数学を専門に学んだ理系出身者に有利とも言われるアクチュアリー試験ですが、実際に合格者は多いのでしょうか。

 

 

 

アクチュアリーは統計学や確率論などを用いて将来的なリスクや不確実性の分析、評価を行う職業です。

 

 

 

生命保険や損害保険、年金など活躍の場は広く、数理業務のプロフェッショナルとして需要の高まっている仕事でもあります。

 

 

 

2016年の時点で日本のアクチュアリーは約1500人と言われており、需要に対して供給が追い付いていないのが実情です。

 

 

 

また、アクチュアリーの多くは理系学部出身者で、そのため男女比でも男性の割合がかなり多くなっています。試験内容はアクチュアリーとして働くための知識を問うものなので、数理を専門的に扱う理系出身者が多くなるのも当然でしょう。

 

アクチュアリー試験の難易度

 

アクチュアリー1次試験の科目には数学がありますが、これに関しては理系で数理に馴染みがある人が有利でしょう。

 

 

 

ただ、卒業してから公式などに触れる機会がなければ、理系出身者でも数学科目を難しく感じるかもしれません。

 

 

 

1次試験の生保数理、損保数理や年金数理は大学で勉強する機会が少ないため、理系出身でも難易度が高いと言われます。

 

 

 

アクチュアリー試験は大学や専攻を問いませんが、受験者として理系出身者が多いのは確かです。これは、数理に興味があって理系に進んでいると考えれば当然とも言えます。

 

理系の出身者はアクチュアリーの難易度でも合格者が多いの?

 

アクチュアリーを目指すために大学院で専門的な研究を続け、1次試験の数科目に合格してから就職する人も少なくないそうです。

 

 

 

1次試験も2次試験も合格率は概ね10〜20%で推移しています。理系出身者が勉強を続けたとしても合格率がこれだけ低いということは、アクチュアリー試験の難易度の高さを示す証拠でしょう。

 

 

 

アクチュアリーに理系出身者は多いものの、理系出身でも難易度が高いという事実が変わらないことがわかります。ただし、アクチュアリー合格者は理系、文系を問わず有名大学出身者が多いと言われています。

 

 

 

 

文系でアクチュアリーを目指す人は数学に限らず基礎学力がある人なのでしょう。逆に言えば理系であっても出身大学によっては、基礎的な学力が不足している可能性も考えられるということです。

 

 

 

アクチュアリー試験の難易度は理系出身者でもそれほど下がるものではありません。合格者に理系出身が多いのは確かですが文系、理系に関係なく効率良く勉強できるかどうかが合否を左右するポイントでしょう。

 

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