マーサージャパンで活躍しているアクチュアリーについて
マーサージャパン
マーサージャパンは、ニューヨークに本社を持つグローバルコンサルティングファームです。日本では年金や資産運用、組織や人事改革など幅広い分野でのコンサルティングを行っています。
マーサーは全世界に約22000名のスタッフを抱え、44か国、約180都市に拠点を置く巨大コンサルティングファームです。世界130か国以上にクライアント企業を持ち、様々なサービスを提供しています。
マーサージャパンの設立は1978年2月で、コンサルタントやシニアコンサルタントを含めた従業員数は約200名です。累計のクライアント数は600社以上、日本市場でも大きなシェアを占めるコンサルティングファームと言われています。
日系、外資系だけでなく様々な業種のクライアントを持つマーサージャパンにはアクチュアリーも多数在籍しています。
マーサージャパンで活躍するアクチュアリーの業務
マーサージャパンで活躍するアクチュアリーの業務は、主に年金コンサルティングです。退職給付制度設計や退職給付会計計算を始め、財務リスクコンサルティングやストックオプションの評価も行います。
また、マーサーのグローバルネットワークを活用したグローバルアクチュアリーサービスも提供しています。日本以外の現地法人を持つ多国籍企業では、連結決算用の退職給付金会計を取りまとめるという複雑な業務が必要です。
マーサーでは、世界各国のネットワークを活用した一元管理を包括的に提供することが可能です。こうした業務に携わるマーサージャパンの年金アクチュアリーは、グローバル視点でのコンサルティング能力が求められます。
マーサージャパンはアクチュアリーの就職先としても人気があります。グローバルな年金業務に関われるだけでなく、様々な分野のコンサルティング業務の経験ができることもその理由でしょう。
また、外資系企業ということで日系に比べると年収も高めですが、多くの業務で高いレベルの英語を求められます。英語が苦手な人はアクチュアリーであっても転職は容易ではないでしょう。
ただし、ポジションによっては英語力をそれほど必要とされない場合もありますし、業務を行いながら英語力を磨いた人もいます。
アクチュアリー資格にプラスする能力としての高い英語力は役に立ちます。それを身に着けるためにもマーサージャパンでの経験が役立つことは間違いなさそうです。
マーサージャパンはコンサルティングファームの中でも就職が難しいと言われています。入社を目指すのであれば、最低でもビジネスレベルの英語が必要になるでしょう。
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