外資系のアクチュアリーの年収はどれくらい高いのか
外資系のアクチュアリーの年収
アクチュアリーは国内企業でも年収の高い職業ですが、外資系ではそれを大きく上回る年収も珍しくありません。ここでは、外資系企業で働くアクチュアリーの年収についての調査結果をご報告します。
アクチュアリーの職場は生命保険会社、損害保険会社、銀行など様々です。これら以外にもアクチュアリーが活躍できる職場は多く、どの企業でも年収が高いという点では共通しています。
数理を扱う専門職であり、アクチュアリー自体の母数が少ないのも年収を押し上げる要因となっているのでしょう。しかし、年収が高いとは言っても国内企業で働くのと外資系企業で働くのとでは大きな差があります。
ほとんどの場合、外資系義業の方が国内企業を上回るため、外資系企業に転職するアクチュアリーも少なくありません。アクチュアリーに限ったことではないものの、年収アップを目指すのであれば外資系企業を職場に選ぶのがベストな選択です。
年功序列ではなく成果主義
外資系企業の年収が国内企業を上回ることが多いのは、年功序列ではなく成果主義だからと言われています。
日本の場合は年齢を元に年収が決まることがほとんどですが、外資系の場合は個人の能力が年収に反映されます。そのため、アクチュアリーなどの専門性の高い職種にとっては、特に働き甲斐のある職場とも言えます。
資格を保持している時点で同年代、同程度の経験年数の人よりも年収が高くなります。20代であっても1000万円以上の年収を得ている外資系企業勤務のアクチュアリーは少なくないそうです。
経験を積んだ30代、40代では年収2000万円を越える外資系企業も多いと言われています。
年収だけを見ると外資系企業で働くアクチュアリーは、かなり恵まれた職業です。ただし、成果主義、能力主義の外資系企業ではアクチュアリーを育成するポジションの募集は少ないとも言われています。
既に資格を取得しているのであれば外資系企業の選択肢も広がるでしょう。逆に働きながら資格取得を目指している場合は、外資系企業の選択肢が限られてくるかもしれません。
積極的にアクチュアリーを採用する外資系企業は多いものの、資格取得者前提での募集が多数派というのも事実です。資格取得後は年齢に関係なく年収の高い外資系企業への転職も容易という点では、若いうちに挑戦しておきたい資格です。
国内企業に比べると外資系でのアクチュアリーの年収は高めです。実力が年収に反映されるという点ではやりがいを感じられるでしょう。
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